矛盾する2つのフラクタルライン・・・優先すべきはどっち?
おはバイナリー(ー_ー;)
エリックです!
今日もドル円は朝からダダ下がりという感じですね。
どんどん円高が進んでいますケド、どこまで行くんでしょうか?
さて、フラクタルが高値、安値、ともに切り上げている状態ですが、
どうも最新のローソク足は上昇ではないですよね、これ。
水色の線は50分線なのですが、これより下に走っているっていうのは、
やっぱり下降に傾いてるんじゃないかな~、と思うんですよね。
なので、陽線が出たところを見計らって、Lowで入ってみます。
なんとか勝利。
これは少し危なかったかなあ・・・
安値のフラクタルは切り下げで下降トレンド。
しかし高値のフラクタルは、長い期間出ていません。
これはまだ、高値が安定していないことを示しています。
下降と上昇を決めかねている、と言ってもいいかもしれないですね。
いまだに高値フラクタルが出ず、トレンドが安定していません。
5分線の上に回ったのは上昇への転換かも?と考え、
5分線に落ちたところでHigh!
しかし、これは失敗でした。
チャートはふたたび下を攻めてしまって負け。
トレードの間に高値も安値も新しいフラクタルが出ていました。
安値は切り上げ、高値は切り下げ、という状態。
どっちだよ!ってカンジですが、優先順位をつけると・・・
フラクタルの距離が近いほうが、
最新の情報を示していると考えられるので優先です。
この場合、安値のほうが信頼できるということですね。
高値は前のフラクタルが遠すぎて、賞味期限切れになってる恐れアリ、です。
そして、安値は切り上げられてるのでHighでエントリー。
これも最後は少し怖かったですが、勝つことができました。
優先順位をつけるとき、最新のものを優先、というのは、よく使われる方法です。
インジケーターでも、指数平滑移動平均線なんかは、
この最新のものを重視、という考え方によるものです。
指数平滑移動平均線(EMA)とは?(小次郎講師のチャート情報局)(注1)
市場では、時間が経つにつれ、どんどんポジションが解消され、
新規のものが追加されているので、
古すぎる指標はもう存在しないポジションを含んでいる可能性が高いんですね。
だから、
新しいもののほうが現在の状況をより正確に示してくれる=優先すべき
となるワケです。
これ、いろんな部分に応用が効くので便利ですよ!
では本日はここまで!
お付き合いただきありがとうございました!
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(注1)指数平滑移動平均線(EMA)とは?(小次郎講師のチャート情報局)
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